大谷翔平選手、ファンに朗報。犬の「デコイ」が在日米国大使館からジョークビザを受領:パスポート番号は「000MVPUP000」

大谷翔平選手、ファンに朗報。犬の「デコイ」が在日米国大使館からジョークビザを受領:パスポート番号は「000MVPUP000」

ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手が、2024年1月に日本へ一時帰国した際、在日米国大使館を訪問し、愛犬「デコピン(英語名:デコイ)」のために特別な「ビザ」を受け取ったことが話題となっている。このユーモアあふれる出来事は、大谷選手のファンだけでなく、広く世間の注目を集めている。ラーム・エマニュエル駐日米国大使が自身のSNSで公開したこの「ビザ」は、大谷選手の輝かしいキャリアと愛犬デコピンの人気を象徴する、遊び心に満ちた贈り物だ。

この「ビザ」は、2024年1月9日に「発給」されたもので、公式な書類ではなく、駐日米国大使館によるジョークとして作られたものだ。ビザのデザインは本物さながらで、姓に「Ohtani」、名に「Dekopin “Decoy”」と記載され、パスポート番号には「000MVPUP000」というユニークな番号が記されている。この番号は、大谷選手が2度の最優秀選手(MVP)に輝いたことを称え、英語で「子犬」を意味する「PUP」を組み合わせた、ウィットに富んだものだ。さらに、ビザにはデコピンの犬種である「コーイケルホンディエ」や、ドジャースの本拠地「ドジャースタジアム ロサンゼルス カリフォルニア」という注釈も含まれ、細部にまでこだわったデザインが施されている。

大谷選手とエマニュエル大使のツーショット写真がSNSに投稿されると、ファンの反応は瞬く間に広がった。日本のファンからは「デコピンが日米二重国籍なんて!」「パスポート番号が最高!」といった声が上がり、米国のファンも「世界で最も人気な犬」「このビザ、めっちゃ面白い!」とコメントを寄せた。大谷選手自身もこの「ビザ」を自身のインスタグラムのストーリーで共有し、MLB公式アカウントもそのユーモアを称賛する投稿を行った。この出来事は、大谷選手とデコピンの親密な関係を改めて浮き彫りにし、ファンの心を掴んだ。

デコピンは、2023年6月18日生まれのコーイケルホンディエで、大谷選手が右肘のトミージョン手術を受けた後に飼い始めた愛犬だ。2023年11月のMVP発表の際、リモート会見で大谷選手の膝の上に座り、受賞が決まるとハイタッチを交わす姿が話題となった。その愛らしい姿と賢さから、ドジャースのファンにも「最も価値のある子犬(Most Valuable Pet)」として親しまれている。デコピンの英語名「Decoy」は、「おとり」を意味する言葉で、大谷選手が米国人に発音しやすいように選んだ名前だ。一方、日本語名の「デコピン」は、額を指で弾く動作を指す日本の言葉で、親しみやすさとユーモアを感じさせる。

エマニュエル大使は、大谷選手との再会を「ショータイムか、翔タイムか?」と日本語で投稿し、自身の犬好きをアピールしながら「次はデコピンに会えるかもしれない。このビザが役立つはず!」と茶目っ気たっぷりにコメントした。この投稿には、大谷選手が贈呈したサイン入りドジャースユニフォームの写真も含まれ、両者の友好な関係が伺える。大谷選手は過去にも、2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)後に大使館を訪問しており、日米の架け橋としての役割を果たしてきた。

デコピンの人気は、単なるペットにとどまらない。ドジャースの監督デーブ・ロバーツは、始球式でデコピンが登場した際、「2週間で始球式を覚えたのは前例がない」と称賛し、「デコイは我々のマスコットだ」と語った。また、大谷選手はデコピンの人気がコーイケルホンディエという希少な犬種の認知度向上に繋がることを願っており、「この犬種の頭数が増えることを期待している」とコメントしている。

この「ジョークビザ」騒動は、大谷選手の人間性とデコピンの魅力が融合した、心温まるエピソードとして多くの人々に笑顔を届けた。SNS上では「大谷デコピン、最高のコンビ!」「このビザ、永久保存版だね」といった声が飛び交い、ファンの間での盛り上がりは今も続いている。大谷選手が今後、ドジャースでの活躍とともに、デコピンとどんな話題を提供してくれるのか、引き続き注目が集まるだろう。

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