大谷翔平、愛犬デコイの2歳の誕生日を心温まるプレゼントで祝い、皆の心を溶かした

ロサンゼルス・ドジャースのスーパースター、大谷翔平選手が、2025年5月13日(日本時間14日)に愛犬デコイ(日本名:デコピン)の2歳の誕生日を祝福し、世界中のファンから大きな反響を呼んだ。大谷選手は自身のインスタグラムを通じて、デコイの誕生日を祝う心温まる写真や動画を公開。豪華なケーキや特別なプレゼントとともに、デコイへの深い愛情を示したこの投稿は、ファンだけでなく多くの人々の心を溶かした。
大谷選手が初めてデコイの誕生日を報告したのは、5月13日のインスタグラム投稿だった。この日、彼は「2歳」とピースサインの絵文字を添え、デコイの愛らしい姿を収めた3枚の写真を公開。1枚目ではデコイの肖像画が並ぶ壁の前で凛々しく座るデコイ、2枚目では「2」のバルーンと花束に囲まれたデコイ、そして3枚目には「ナショナル・リーグ最優秀ドッグ」と書かれた記念盾を持つデコイが写っていた。この盾は、デコイがドジャースのファンやチームにとって特別な存在であることを象徴するもので、ユーモアと愛情に溢れたプレゼントとして注目を集めた。

さらに5月17日(日本時間18日)、大谷選手はデコイの誕生日パーティーの様子を追加で公開。2種類の大きなケーキが用意され、「Happy Birthday Decoy」と書かれたケーキをデコイが夢中で食べる動画や、鼻にクリームがついた可愛らしい写真がファンの心を掴んだ。デコイが椅子に座り、一生懸命にケーキを頬張る姿は、まるで家族の一員として大切にされていることを物語っている。コメント欄には「デコイ、最高に可愛い!」「こんな幸せな誕生日、癒される!」といった声が殺到し、投稿は瞬く間に拡散された。
デコイは、オランダ原産のコーイケルホンディエという犬種で、2023年6月18日に生まれた。大谷選手が右肘の手術を受けた後の2023年9月に飼い始めたこの愛犬は、すぐに彼の生活に欠かせない存在となった。デコイの名前は、英語で「囮」を意味する「Decoy」に由来し、日本では親しみを込めて「デコピン」と呼ばれている。この名前は、大谷選手がアメリカのファンにも発音しやすいように選んだもので、彼の細やかな配慮が感じられるエピソードだ。2023年11月のMVP受賞発表時には、大谷選手とデコイがハイタッチする姿が話題となり、ドジャースの入団会見でもその存在感を発揮した。
大谷選手にとってデコイは、単なるペット以上の存在だ。彼は試合前のグラウンドで他の犬を見つけては撫でたり、キャッチボールで使ったボールを犬にプレゼントするなど、動物への愛情を隠さない。デコイもまた、ドジャースの広報活動やイベントに登場し、ファンの間で「最も価値のある子犬」として愛されている。今回の誕生日投稿でも、ドジャースの公式SNSが「私たちの世代の最高のデュオ」と祝福するなど、チーム全体でデコイを特別な存在として扱っている。
この誕生日のお祝いは、大谷選手の私生活の一面を垣間見る機会ともなった。5月17日はロサンゼルス市が「大谷翔平の日」と制定した記念日であり、奇しくも彼の父・徹さんの63歳の誕生日でもあった。家族や愛犬との絆を大切にする大谷選手の姿勢は、野球場での活躍と同じくらい多くの人々に感動を与えている。試合では3試合連続本塁打を放つなど絶好調の大谷選手だが、オフの時間にはデコイとの穏やかなひとときを楽しんでいるようだ。
デコイの2歳の誕生日は、大谷選手の温かい人柄と動物への愛情を改めて示す出来事だった。豪華なケーキや記念盾、そして心からの祝福は、デコイが大谷家でどれほど大切にされているかを物語っている。ファンからは「デコイの幸せそうな姿に癒された」「大谷選手の愛情が伝わってくる」との声が続き、SNS上は祝福ムードに包まれた。これからも大谷選手とデコイの絆は、野球を超えて多くの人々の心を温め続けるだろう。