【今中慎二の目】◇21日・中日6ー5DeNA(横浜スタジアム)
中日は同点の9回にDeNAの守護神・入江から、田中が今季1号となる決勝弾。一度は4点リードを追いつかれながら、競り勝った。

「まあ、よく勝った。上林もホッとしてるんじゃないかな」と笑みがこぼれたのは中日スポーツ評論家の今中慎二さんだった。この日の上林は2回裏の守りで宮崎の右中間への飛球を、中堅の岡林とお見合いする形で二塁打に。打っても、その直後の3回1死三塁でボール球に手を出し三振するなど3三振。
1点差に迫られた7回には貴重な追加点となるセーフティースクイズを決めたものの、その裏の守りでは佐野の右翼へのライナーを、照明が目に入ったのか追いつきながら捕れず、同点とされていた。

「最初の”お見合い”から、きょうは空回りしている感じ。左から右への強い風。右方向への打球が全部伸びていることを考えれば、あれはライトの上林が捕りにいかないと」
こう言う今中さんが、それ以上に気になったのが、ミスを引きずったような上林のバッティングだった。「ここまで上林のおかげで勝ってきた試合も、いくつかある。チームに欠かせない存在になっているんだから、すぐに切り替えなきゃ」と注文をつけた。
中日は同点の9回にDeNAの守護神・入江から、田中が今季1号となる決勝弾。一度は4点リードを追いつかれながら、競り勝った。

「まあ、よく勝った。上林もホッとしてるんじゃないかな」と笑みがこぼれたのは中日スポーツ評論家の今中慎二さんだった。この日の上林は2回裏の守りで宮崎の右中間への飛球を、中堅の岡林とお見合いする形で二塁打に。打っても、その直後の3回1死三塁でボール球に手を出し三振するなど3三振。
1点差に迫られた7回には貴重な追加点となるセーフティースクイズを決めたものの、その裏の守りでは佐野の右翼へのライナーを、照明が目に入ったのか追いつきながら捕れず、同点とされていた。

「最初の”お見合い”から、きょうは空回りしている感じ。左から右への強い風。右方向への打球が全部伸びていることを考えれば、あれはライトの上林が捕りにいかないと」
こう言う今中さんが、それ以上に気になったのが、ミスを引きずったような上林のバッティングだった。「ここまで上林のおかげで勝ってきた試合も、いくつかある。チームに欠かせない存在になっているんだから、すぐに切り替えなきゃ」と注文をつけた。
