アトランタ・ブレーブスが2025年シーズンに目を向ける中、ダイヤモンド上で本当に疑問符が付いているポジションが1つだけある。
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先発遊撃手のオーランド・アルシアは、2023年のナショナルリーグオールスターチームに驚くべき形で選出されたものの、かなり前から解雇の危機にさらされていた。野球界史上最悪の打撃成績を残したシーズンから1年が経ち、アルシアは春季トレーニングに向けて危うい状況に立たされているに違いない。
アルシアにとって幸運なことに、ブレーブスは今冬、アルシアの代わりとなる選手の契約やトレードを行っておらず、チーム内部のアルシアの代わりとなる選手の選択肢も乏しい。しかし、開幕前にアトランタが彼らのトレードマークともいえるサプライズ大型契約を成立させる時間はまだある。
ブレーブスが本当に大胆な行動に出ているなら、給与削減を望むナショナルリーグのライバルチームから、リーグで最もリスクの高い契約の1つを獲得することを検討するかもしれない。
月曜日、ザカリー・D・ライマーは、サンディエゴ・パドレスの遊撃手を、2025年シーズン前のトレード候補としてはありそうもないが、あり得る候補として挙げ、オールスターに4回選出されたこの選手の獲得について問い合わせるべきトップチームとしてブレーブスを特に挙げた。
「本当に『頑張ってね』という感じだ」とライマーは書いている。「ボガーツは知名度は高いが、1.2rWARのシーズンを終えたばかりで、11年総額2億8000万ドルの契約はまだ9シーズン残っている。」
「しかし、ボガーツとのトレードが本質的に有望選手を買う手段であるならば、うまくいくかもしれない。そして、もし優勝候補のチームがこの件に電話するべきであるとすれば、それは遊撃手を必要としているブレーブスだ。」
32歳のボガーツは、ボストン・レッドソックスでオールスターチームに4回選出され、シルバースラッガー賞を5回受賞した。パドレスは2年前の冬に重荷となる契約を提示してほぼ全員を驚かせたが、チームが現在贅沢税を回避しようと奮闘している状況では、その出費は賢明ではないと思われる。
それでも、ボガーツはこれまで怪我で短くなったパドレスでの在籍期間でOPS+106を記録しており、通算打率.289/.352/.451の成績を収めている。さらに、ブレーブスとパドレスが双方が納得できるオファーに合意すれば、彼はアトランタで再起を図る最初のベテラン選手ではないだろう。